中古マンション購入+リノベの流れは?メリットとデメリットも解説!
中古マンションを買ってリノベーションしたいけれど、何から始めればいいのか気になりますよね?
新築マンションの価格が高止まりするなか、中古マンションを購入して自分好みに改修する選択肢が注目されています。
ただ、物件探しとリノベーションの準備を並行して進める必要があり、流れがつかみにくいと感じる方も多いのではないでしょうか!
そこでこの記事では、中古マンション購入+リノベーションの流れとメリット、デメリットについてまとめていきます。
【この記事でわかること】
- 中古マンション購入+リノベーションの基本的な流れ
- 中古マンションをリノベーションするメリット
- 見落としがちなデメリットと注意点
- 住宅ローンと減税を考えるときのポイント
それでは詳しく見ていきましょう!
中古マンション購入+リノベーションの流れはどうなっている?
中古マンション購入+リノベーションの流れは、大きく「予算決め」「物件探し」「工事内容の検討」「契約」「工事・引き渡し」の順に進みます。
ポイントは、物件の購入を決める前にリノベーションの計画も並行して考えておくことです。
矢野経済研究所が2025年11月28日に公表したプレスリリースによると、買取再販を含む中古住宅・リノベーション市場の成約戸数は、2024年が52,800戸で前年比13.3%増でした。
同じ調査では、新築住宅価格が高止まりしていることが、割安で新築同様に住める住戸の人気を後押ししていると分析されています。
中古マンションにリノベーションを組み合わせる選び方は、今や珍しいものではなくなってきたといえそうですね。
予算の総額と資金計画を最初に決める
中古マンション購入+リノベーションでは、物件価格とリノベーション費用を合わせた総額で予算を考えます。
物件が安く見えても、工事費が想定より膨らめば総額は新築並みになることもあります。
リノベーション費用の目安については、当サイトのリノベーション費用の相場をまとめた記事も参考になります。
先に上限額を決めておくと、物件選びの軸がぶれにくくなりますよね。
物件探しとリノベーション会社探しを並行する
中古マンション探しは、不動産会社だけでなくリノベーション会社にも相談しながら進める方法があります。
購入前に会社へ物件を見てもらえば、間取り変更ができるか、水まわりの移動に制限がないかなどを事前に確認できます。
気に入った物件でも、希望の工事ができなければ意味がありませんよね。
契約から工事、引き渡しまでの進み方
購入の契約後は、リノベーション会社と詳細な設計を詰め、見積もりに納得したうえで工事の契約を結びます。
工事期間は内容によって異なりますが、管理組合への工事申請や近隣への挨拶も必要です。
入居時期から逆算して、住んでいる家の退去日や仮住まいの予定も早めに考えておきたいところですね。
流れがわかったところで、次はリノベーションを選ぶメリットを見ていきましょう。

中古マンションをリノベーションするメリットは?
中古マンションをリノベーションするメリットは、主に3つあります。
費用を抑えながら、自分の暮らしに合った住まいを実現しやすい点が大きな魅力です。
希望のエリアで間取りを自由に作れる
新築では出にくい駅近や利便性の高い立地でも、中古マンションなら選べる可能性があります。
そのうえで、壁を取り払って広いリビングにしたり、収納を増やしたりと、間取りを暮らしに合わせて作り変えられます。
家族構成や働き方が変わったときにも、再度手を入れやすいのは嬉しいポイントですよね。
管理状態や共用部を購入前に確認できる
中古マンションは、すでに建物が存在するため、エントランスや廊下、駐輪場といった共用部の状態を実際に見られます。
修繕積立金の残高や、過去の大規模修繕の履歴も、重要事項説明などで確認できます。
住んでからの暮らしぶりをイメージしやすいのは、中古ならではの安心感といえそうです。
新築より価格を抑えやすく資産価値も意識できる
中古マンション購入+リノベーションは、立地や広さにこだわりつつ、新築より総額を調整しやすい選び方です。
住まいの価値を長く保つ考え方については、リフォームと資産価値について解説した記事も合わせてご覧ください。
将来の売却や賃貸も視野に入れる方は、立地と管理状態を重視すると安心ですね。
一方で、中古ならではの注意点もあります。次の章で確認しておきましょう。

中古マンションのリノベーションのデメリットと注意点は?
中古マンションのリノベーションには、管理規約による制限や、見えない部分の劣化といったデメリットがあります。
購入してから「できないことがあった」と気づくのは避けたいですよね。
管理規約で工事に制限がかかる場合がある
分譲マンションでは、管理規約で床材の遮音性能や、工事できる時間帯、共用部分にあたる部分の改修などが決められています。
たとえば窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたることが多く、自由に交換できないケースがあります。
購入前に管理規約を取り寄せ、リノベーション会社にも見てもらうのが確実ですね。
配管や構造によって間取りが制約される
壁式構造の建物では、撤去できない壁があります。
水まわりの位置も、排水管の勾配や配管スペースの都合で、移動できる範囲に限りがあります。
古い配管が劣化していれば交換が必要になり、想定外の費用がかかることもあるでしょう。
築年数が古い物件ほど、事前の現地調査が大切になりそうです。
耐震性や省エネ性能を見落としやすい
国土交通省の令和4年度税制改正資料(2021年12月)では、中古住宅の住宅ローン減税について、築年数要件が「昭和57年以降に建築された住宅」に緩和されたと整理されています。
つまり、1982年以降の新耐震基準に適合した建物かどうかが、制度を使えるかの一つの目安になるということです。
ただし制度は改正されることがあるため、最新の要件は必ず国土交通省や国税庁の公式サイトで確認してください。
税制の話が出たところで、次は住宅ローンの考え方を整理していきましょう。
中古マンション購入+リノベーションの住宅ローンはどう考える?
住宅ローンは、物件購入費とリノベーション費用をまとめて借りられるかを軸に考えるのが基本です。
購入とリノベーションを別々のローンにすると、金利や手続きの面で負担が増える場合があります。
金融機関によっては、購入費用と工事費を一本化できる商品を扱っています。
同じく国土交通省の前述の資料によると、既存住宅の住宅ローン減税は控除率0.7%で、床面積50㎡以上などの要件が示されています。
こちらは2021年12月時点の資料で、借入限度額や控除期間、所得要件はその後の改正で変わっている可能性があります。
そのため、実際に利用する際は、適用する年の最新情報を確認することが欠かせません。
たとえば、ローンの返済額は金利や借入期間によって大きく変わります。
月々の返済額だけでなく、将来の金利上昇や修繕積立金の値上がりも想定して、余裕のある返済計画を立てておきたいですね。
また、リノベーション費用に予備費を1割ほど見込んでおくと、解体後に見つかる追加工事にも落ち着いて対応できるでしょう。
減税を使うには、工事の内容や契約のタイミングが関係することもあるため、契約前に金融機関やリノベーション会社へ相談しておくと安心ですよね。
空き家や相続した家のリノベーションをお考えの方は、空き家の相談について解説した記事も参考になるはずです。
ここまでの内容を、最後にまとめて振り返りましょう。
まとめ
今回は、中古マンション購入+リノベーションの流れと、メリット、デメリットについてまとめていきました。
【この記事の要点】
- 流れは「予算決め→物件探し→工事内容の検討→契約→工事・引き渡し」で、物件探しとリノベーションの計画は並行して進める
- メリットは、希望の立地で間取りを自由に作れることと、共用部や管理状態を事前に確認できること
- デメリットは、管理規約や配管・構造による制約。購入前の確認が重要
- 住宅ローンは購入費と工事費を合わせて検討し、減税の最新条件は公式サイトで確認する
今後も新しい情報が入り次第、追記していきますね!
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